「気持ちを届ける会」ってどんな活動をしているの?

「気持ちを届ける会」ってどんな活動をしているの?

「気持ちを届ける会」は、
ご自宅にある皆様が大切にしているものをご寄付いただき、それらを必要としている個人の方々や、
施設(主に乳児院や児童養護施設)にお届けする、という活動をしています。

主な4つの活動をご紹介いたします。

フライパンをお届けした様子
食料・日用品を
配る活動
「伊豆長岡学園」に
絵本をお届けした様子
本を配る活動
静岡刑務所に本をお届けした様子
更生保護活動
「富山ムスリムセンター」を
通じて、イランの子どもたちに
マスクやぬいぐるみをお届けした様子
災害救援活動

◎食料・日用品を配る活動

Twitterを見た方から郵送いただいた食料
 フードバンク神奈川様や、一般のご家庭から食料を
ご提供いただき、月に一度を目安に、現在生活に困窮しているご家庭や子ども食堂、児童養護施設にお届けしています。
 ひとり親世帯の方々には、お米、缶詰食品、海苔などのほか、必要に応じて、味噌、醤油、砂糖などの調味料をお届けしています。
 子ども食堂や児童養護施設には、お米のほか、子どもたちが好きそうなカレールーや、大人数で食べられるファミリーサイズのお菓子などをお届けしています。
 食べ物は、どんな状況にいる方々にも、真っ先に必要なものです。
 食べ物の不安が減るとことで、心の支えになり、家族が笑顔になれる機会が増えた、という声も少なくありません。
 毎回必ず十分な食料が集まるわけではなく、お届けできる量や種類は、どうしても不安定になってしまいます。

皆さまの温かいご支援お待ちしております。
 

◎本を配る活動

 皆さまからご寄付いただいた本の中で、特に絵本や知育教材は、国内の乳児院や児童養護施設にお届けしています。また、要請に応じて、地域の体験型子どもイベントや、国外の児童養護施設及び難民キャンプ等にもお送りしております。
 そのほかにも、中高生向けの参考書や学習教材も、必要に応じて、国内の児童養護施設にお届けしています。児童養護施設で暮らしている子どもたちは、その多くが、退所後、進学ではなく、就職という道を選びます。そのため、施設には十分な参考書が揃っていないこともあり、参考書を寄付することは、進学を希望する子どもたちを応援できれば、と思い、お届けしています。
 そのほかにも、気持ちを届ける会では、本をさまざまな形で社会に還元しております。より詳しい説明は下のボタンをご参照ください。

◎更生保護活動

 出所後1ヶ月、再就職が決まるまでの期間の再犯率が8割にのぼる、ということをご存知ですか?その理由には、
「生活困窮」が大きく関わっているそうです。

そこで、NPO法人気持ちを届ける会では、
代表の福田自身が保護司を務め、会自体も「協力雇用主会」に参画することで、更生を誓い出所してきた方のための、雇用や食のサポートをしております。

 また、刑務所の中では、月に2度、作業をせずに読書を
する日があるそうです。ですが、大抵の場合、本は古くてイタミが激しいものが多いとのこと。そのため、皆様からいただいたほんの一部は、こうした状況を改善するために、
更生保護施設や刑務所にもお届けしています。

ただ、この活動は、施設によって許可が降りないことも
多く、難しい活動の一つです。

 更生を誓った以上、社会の偏見に負けず二度と刑務所に戻ることがないよう支援をしています。

◎災害救援活動

 例えば、2021年7月に静岡県熱海市で起きた大規模土砂災害、また、2022年に静岡県で発生した豪雨災害時などに、水や食料を提供いたしました。
 また、現在も引き続き猛威を振るっている新型コロナウイルス第一波の際には、医療用マスクや防衛服なども、病院にお届けいたしました。
 まだまだ備蓄が少ないので、たくさんの支援は難しいですが、今後起こりうる災害時のためにも、現在在庫拡充作業を継続中です。

運営の仕組みをご紹介します。

STEP 1
寄付物資を回収する。
STEP 2
皆様からご寄付いただいた物資を、スタッフが仕分けし、

①寄付することができるもの
②運営費のために販売という形で活用するもの

を分類する。
STEP 3
寄付する物資は、現在生活に困窮している一般家庭や、乳児院、児童養護施設、刑務所などの各施設にお届けする。
販売に充てる物資は、インターネットサイトや催事にて販売し、その収益をすべて、運営費(事務所の維持費、スタッフ工賃、物資をお届けする際の燃料費等)に充当する。